不動産業者チェック

事例で学ぶ

不動産の契約では、後から「先に確認しておけばよかった」と気づくトラブルが起きがちです。 国民生活センターや消費者庁などに実際に寄せられた相談・公表をもとに、起きやすいトラブルの「型」と、 契約前に防ぐためのひと言を、ケースごとに整理しました。

掲載しているのは、公的機関に寄せられた相談や公表資料に基づく、一般的なトラブルの型です。 特定の会社や個人を指すものではありません。登場する人物・状況は匿名化しています。

賃貸・募集広告
「今ちょうど決まりました」——来店したら別の物件をすすめられた
相場より安い物件に問い合わせて来店したら「今決まった」と言われ、別物件をすすめられた。おとり広告・来店誘引の型と、来店前に確認できることを公的事例からまとめました。
賃貸・退去
退去したら、敷金が戻るどころか追加で請求された
退去時にクロス張替えやクリーニング費で敷金を超える原状回復費を請求された。国民生活センターの相談事例と最高裁判決をもとに、通常損耗の負担と入居時からの備えをまとめました。
投資・サブリース
「家賃保証」で買ったマンション、数年で保証額が下がった
「家賃保証」「年金代わり」とすすめられて買った投資用マンションで、保証家賃が減額された・勧誘を断れなかった。国民生活センターの相談とサブリース新法をもとに、契約前の確認点をまとめました。
賃貸・初期費用
入居前にキャンセルしたら、払ったお金がほとんど返ってこなかった
申込金や仲介手数料を払った後にキャンセルしたら、ほとんど返金されないと言われた。国民生活センターの相談と、預り金の返還に関する宅地建物取引業法のルールをまとめました。
売買・告知事項
内見した部屋に、売主が普通に住んでいた——契約後に知った事実
中古マンションを契約した後に、過去にその部屋で人が亡くなっていたと知った。告知されなかった心理的瑕疵の裁判例から、契約前に確認できることをまとめました。
売買・手付金
エントランスで待たれ、2時間で契約——翌朝、解約に「900万円」
突然の訪問で自宅売却を急かされ、その場で手付金を受け取り契約。翌日キャンセルしたら高額な違約を求められた。国民生活センターの実例から、急かされたときの止め方をまとめました。
売買・売却
「問い合わせが来ません」と数ヶ月——売れない理由は別にあった
売却を1社に任せたら「反応がない」と言われ続け、実は他社からの紹介が断られていた(囲い込み)。売主が確認できる方法と、2025年からのレインズの仕組みをまとめました。
賃貸・契約の種類
「定期借家」のはずが、住み続けられた——更新できないと言われたら
「定期借家だから更新できない」と言われても、契約書とは別の事前説明書面がなければ普通借家として住み続けられることがある。実際の裁判例から、契約時に確認することをまとめました。
売買・重要事項説明
3年目の冬に気づいた——リビングの3分の1だけ、床暖房がなかった
新築マンションを買って数年後に、説明されていなかった事実に気づいた。重要事項説明が形だけになっていた裁判例から、契約前に確認することをまとめました。
売買・土地
建て替えようとして知った——その土地に、新しい家は建てられない
相場より安い土地を買って数年後、建て替えようとして「市街化調整区域で建てられない」と知った。再建築不可の型と、契約前に都市計画課・重要事項説明で確認できることを公的事例からまとめました。
新築・注文住宅
基礎まで進んで、現場が止まった——届いたのは、裁判所からの通知だった
注文住宅の工事代金の大半を契約時に前払いした後、施工会社が倒産。前払金が戻らない型と、請負と売買で違う倒産への備え、契約前に確認できることを公的事例からまとめました。
売買・買取再販
買ったのは、数ヶ月前に持ち主が変わった部屋だった——登記を見て知った
リフォーム済みの中古を買った後、登記簿で数ヶ月前に持ち主が変わっていた(買取再販)と知った。転売をはさむと見えにくくなる点と、売主・契約の形・登記で契約前に確認できることを公的資料からまとめました。
売買・近隣
入居した初日から、隣に怒鳴られた——売主は、それを知っていた
中古の一戸建てに入居した直後、隣人の迷惑行為に遭い住み続けられなくなった。売主が前から知っていた近隣トラブルと、宅建業法・裁判例が示す説明義務の範囲、契約前に確認できることをまとめました。

契約前のチェックリスト・用語解説もあります

賃貸・売買・退去それぞれの段階で確認することと、業者に聞く質問をまとめています。

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